綾羽 (池田市)
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綾羽 | |
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北緯34度49分52.3秒 東経135度25分39.8秒 / 北緯34.831194度 東経135.427722度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 大阪府 |
市町村 | 池田市 |
面積 | |
• 合計 | 0.404 km2 |
人口 (2017年) | |
• 合計 | 720人 |
• 密度 | 1,800人/km2 |
郵便番号 |
563-0051 |
綾羽(あやは)は、大阪府池田市にある地名である[1][2]。一丁目から二丁目まである[3][2]。郵便番号は 563-0051 である[4]。当地域の人口は、2017年12月末時点で 720 人である(池田市市民生活部総合窓口課の資料による)[2]。面積は、2018年3月末時点で 0.404 平方キロメートルである(池田市市長公室広聴文書課の資料による)[2]。
地理
[編集]池田市の中部に位置する[3]。南部に一丁目があり、北部に二丁目がある[3]。北は、木部町と接しており、西は、新町と接している[3]。南は、栄本町、城山町、建石町と接しており、東は、五月丘五丁目と接している[3][5]。二丁目の北部は、五月山の山域が広がっている[6][3]。当地域は、池田市立池田小学校および池田市立池田中学校の校区に含まれる[7]。二丁目は、池田山風致地区に指定されている[8]。当地域の南部には、大阪府道9号箕面池田線(山之手線)が通っている[3]。
歴史
[編集]地名の由来は、二丁目にある伊居太神社に祀られている神が、穴織大明神(あやはだいみょうじん)であることによる[9][10][11]。
- 1944年(昭和19年)4月 - 町名変更が行われ、米屋町が綾羽町一丁目に、仲之町、大西町が綾羽町二丁目に、小坂前町、寺内町が綾羽町三丁目にそれぞれ変更される[12][13]。同年末には、「綾羽新地」と呼称される花街ができた[14]。
- 1951年(昭和26年) - 商工会議所の設立に伴い、綾羽町商店会が結成される[14]。
- 1954年(昭和29年)3月 - 五月山児童遊園が開設される[15]。
- 1957年(昭和32年) - 五月山動物園が開設される[16]。
- 1958年(昭和38年) - 二丁目に五月山ドライブウェイが整備される[17]。
- 1964年(昭和39年) - 五月山テニスコートが二丁目 6-11 に開設される[18]。
- 1970年(昭和45年)3月1日 - 綾羽町一丁目から三丁目までおよび城山町、新町通三丁目が、綾羽一丁目、二丁目に変更される[19]。
- 1973年(昭和48年)6月 - 五月山児童文化センターが開設される[20]。
- 1978年(昭和53年)10月31日 - 娯三堂古墳が市指定文化財の史跡に指定される[21]。
- 1992年(平成4年)3月18日 - 田中桐江の墓が市指定文化財の史跡に指定される[21]。
- 1996年(平成8年)10月4日 - 池田市五月山体育館が開設される[22]。
- 1997年(平成9年) - ふれあい橋が杉ヶ谷川に完成し、供用が開始される[23][24]。
施設
[編集]- 池田市立五月山動物園[16]
- 五月山公園 - 綾羽二丁目、五月丘五丁目、新町、城山町、木部町にまたがる[25]。
- 五月山児童文化センター[26]
- 池田市五月山体育館[27]
脚注
[編集]- ^ “クレハトリ・アヤハトリの言い伝えについて”. 池田市. 2019年11月30日閲覧。
- ^ a b c d “池田市統計書 平成30年版”. 池田市. 2019年11月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g “池田市全図”. 大阪の住まい活性化フォーラム. 2019年11月30日閲覧。
- ^ “郵便番号・住所”. 日本郵便. 2019年11月30日閲覧。
- ^ 『都市地図 大阪府 池田市』 2015.
- ^ “五月山ハイキングマップ”. 池田市. 2019年11月30日閲覧。
- ^ “市立学校通学区域表”. 池田市. 2019年11月30日閲覧。
“通学区域図”. 池田市. 2019年11月30日閲覧。 - ^ “大阪府内の風致地区”. 大阪府. 2019年11月30日閲覧。
- ^ 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 49.
- ^ “伊居太神社(いけだじんじゃ)”. 池田市観光協会. 2019年12月20日閲覧。
- ^ 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』 1983, p. 98.
- ^ 『新修 池田市史 近代編』 2009, p. 688.
- ^ 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 48.
- ^ a b 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 81.
- ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 763.
- ^ a b “五月山動物園”. 池田市観光協会. 2019年11月30日閲覧。
- ^ “五月山ドライブウェイ”. 日本自動車連盟. 2019年11月30日閲覧。
- ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 632.
- ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 564.
- ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 645.
- ^ a b “池田市の歴史文化”. 池田市. 2019年11月30日閲覧。
- ^ “五月山体育館の概要”. 池田市五月山体育館. 2019年11月30日閲覧。
- ^ “広報 いけだ”. 池田市 (1997年9月15日). 2020年1月18日閲覧。
- ^ “池田市・ふれあい橋でヤマブキが満開”. マチゴト 豊中 池田. (2012年4月24日) 2020年1月18日閲覧。
- ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, p. 764.
- ^ “C地区(綾羽、城山町、栄本町、槻木町、室町、栄町、菅原町)”. 池田市. 2019年11月30日閲覧。
- ^ “五月山体育館”. 池田市. 2019年11月30日閲覧。
参考文献
[編集]- 『都市地図 大阪府 池田市』昭文社、2015年2月。ISBN 978-4-398-97735-9。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 (編)『角川日本地名大辞典 27 大阪府』角川書店、1983年10月。ISBN 978-4-04-001270-4。
- 池田市史編纂委員会(編集)『新修 池田市史 第3巻 近代編』池田市、2009年3月31日。
- 池田市史編纂委員会(編集)『新修 池田市史 第4巻 現代編』池田市、2011年3月31日。
- 室田卓雄『池田歴史散歩 地名と文化財』いけだ市民文化振興財団、1999年8月。